今アダルト動画紹介サイトを始めるとしたら?最適な方法を考える
以前の記事で、アダルトサイトの種類をざっと説明しましたが、その中でも最も更新の工数が少ない動画紹介サイトをやりたいという方が結構おられるかと思います。
昔は何も考えずやみくもに更新しているだけで稼げましたが、現在はそうもいかないです。これからの運営に必要なポイントや、こういう構成でやるのがいいかも?という施策を紹介していきます。
1.更新数は相変わらず大事
動画サイトはとにかく更新して記事をストックしていくことが大事でした。これは今でも大前提としてあると思います。
ただし、半自動、もしくは全自動で更新していくようなサイトはこれから新規で始めるのは結構厳しいのではないかなと思います。
「プログラムの知識があるから、全部自動でやってしまおう!」と思っているとあまり伸びずに終わる事になりかねません。
半自動、全自動でうまくいっている運営者は、他のまとめサイトやアンテナサイトなどの媒体を持っていて、そこから自動更新のアダルトサイトへアクセスを流していることが多いです。
記事の更新が多いと、アンテナサイトやまとめサイトのフィードの上部に表示される頻度が多くなるので、元々アクセスを持っている媒体+多更新アダルトサイトは相性が良いと言えます。
アダルトはタイトルで釣ることもできるので、一般的には他サイトのタイトルよりもクリック率が高くこの組み合わせは強いです。
逆に、このようにアクセスを流せるサイトや、提携してアクトレできる知り合いがいない場合はどうしても不利になってしまいます。
そこで、ここから紹介するような、更新数以外でのサイトの強みを出す方法をプラスして考えなければいけません。
ちなみに更新数ですが、自分の場合は1番収益が多かった時期で、更新数は1日30前後でした。1サイトに対しての最大更新数は16です。1サイト24記事更新を欠かさずやっていた巨乳動画ストリームさんなんかも後発ながら伸びていて、今では大手サイトです。
「アダルトで稼ぐぞ!」とお考えの方は、1日10記事以上の更新が目安になるかと思います。
では話を戻して、更新数以外の施策を紹介していきます。
2.小さなカテゴリーから順に攻める
運営すると分かるのですが、アダルトサイトの検索クエリには「そうきたか!」と思うようなニッチなものが多く存在します。
それらを大まかにカテゴライズすると、だいたい以下のようになります。
- 体の特徴(巨乳など)
- 人の特徴(JK、若妻など)
- プレイ内容(3P、SMなど)
- シチュエーション(放課後、NTRなど)
- 場所(海、教室など)
- 職種?コスプレ?(巫女、ナースなど)
- 体位(フェラ、騎乗位など)
- 女優(あやみ旬果など)
- 撮影(ハメ撮り、盗撮、主観など)
この中から、まず最初はこれでいこうというものを決めてしまいます。非アダルト物販サイトで、商品を決めてしまうのと同じです。
ただし、ジャンル選びにはかなり注意が必要です。 例えば、女優名で狙おうという場合は大手サイトが網羅しているので少し難易度が高いです。もちろん検索ボリュームも多いですが、攻める場合は注意が必要です。初心者にはおすすめできません。
あと、JKや人妻など、あるあるな単一エロワードも難易度が高いです。こういうメジャーなワードは二語以上のキーワードで攻めていくのが良いかと思います。
逆に動画数自体が少ない、超ニッチなカテゴリーも更新に苦労するので無しですね。そのあたりのバランスを見ながら、最初に攻めるジャンルを決めることになります。
小さくしぼったカテゴリーでも、アダルトの場合は検索ボリュームが一般よりも多いので、ある程度まとまったアクセスを集めることが可能です。
「素人(風)女性のオ◯ニー盗撮動画見るんならここ!」というような特化型のサイトが作れれば、ファンも増えるのでPVや滞在時間も増えていきます。
そうなっていくと、1つ上の階層のキーワード(さっきの例でいくと、盗撮全般の動画など)を攻めたときもある程度上位に表示されるようになります。
こうして、スモールからミドル、ビッグワードと順番に攻めていくことになります。この考え方は、非アダルトの物販アフィリエイトと同じかと思います。
ただし、「エロ動画」のような超ビッグワードを狙う場合は、これ以上に、何か大きな力が必要な気がします…
検索ボリュームの目安としては、月間30万のボリュームがあるキーワードで1ページ目に入れば、10万PV/1日は可能です。中身を見やすいよう作り込んで、回遊率をめちゃくちゃ上げる必要はありますが。
あとは、2chまとめや同人誌などにアンテナをはっておき、流行りのワードで動画を紹介するのもありです。「NTR」とか「おねショタ」とか…?
需要はあるものの、まだ手のつけられていないキーワードはいくらでも出てきます。
3.動画に一言コメントをつける
最初は「いやいや、動画を見に来ているのに誰がそんなの読むんだよ!」って思ったりしてつけていなかったのですが、これは無いよりはあるほうが絶対にいいです。Googleが読んでいます。
200文字もあれば十分ですが、キーワードを盛り込んだコメントをつけることが大切です。
動画のリンク切れが発生した際も、一応オリジナルコンテンツが残りますし、何よりも、この施策をめんどくさがってやっていないサイトが多いので、これだけでも少しは有利にSEOが働きます。
ほんとになんでもいいと思いますが、キーワードを必ず入れることと、できれば上げたいカテゴリー(もしくはタグ)アーカイブページにリンクを貼るとより効果有りです。(コメントに人妻というキーワードがでてきた場合、そこに人妻記事一覧ページへのアンカーリンク)
4.リンク切れ動画をすぐに差し替える
動画のリンク切れが起きると、滞在率が落ちてしまいます。その結果、SEOの評価も落ちてしまいます。リンク切れ動画は常にチェックして、リンク切れが発生した際は、すぐに動画を差し替えるようにしてください。
あとはDMMのサンプル動画を最初から貼っておく、というのも1つ直帰率を下げるための施策になるかと思います。
この施策は、大手サイトである「AV動画 無料」でも行われているので、効果はまず間違いないです。
動画のリンク切れチェックは、それ用のプログラムがなければ結構大変です。もし、このようなプログラムを準備できないのであれば、少し手間ですがDMMなどのサンプル動画も必ず一緒に貼るようにしてください。
あとは、本記事の動画の前後に、先週の人気動画みたいな要素を設けて、本記事とは別の動画の埋め込みをしておくことも直帰率の低下に効果がありました。こちらは簡単なので是非試してみてください。
5.スマホの最適化を行う
まあこれはアダルトに限らずかと思いますが、アダルトの場合、スマホからのアクセスがかなり多いので、必ずスマホで動画が見れるようにしておく必要があります。
むしろスマホオンリーのレイアウトで攻めてもいいかもしれません。それくらいスマホです。
収益化を考えたときも圧倒的にスマホです。
6.相互リンクを上げたいキーワードで行う
これは小手先の施策ですが、被リンク効果もまだまだ期待できますので、相互リンクやアクトレをする際に是非試してみてもらいたいことがあります。
相互リンクをする際に、上げたいカテゴリーアーカイブページへキーワードでリンクを貼ってもらうお願いをしてみてください。
巨乳特化のサイトを作るときに、「Gカップ」というカテゴリー、もしくはタグページを作るとします。巨乳はあまりにも競合が多いため、まずはGカップの動画オンリーで始めて、Gカップのカテゴリーページへのリンクをつけていきます。
自分も音市美音で3位まできたときには、いろんなサイトから、トップページではなく音市美音のアーカイブページへリンクを貼ってもらっていました。
その際のアンカーも「音市美音 エロ動画◯◯」みたいな形で調整してもらっていました。細かいことですが、より小さなカテゴリーから攻めることをしっかり意識して、被リンク対策もしていきます。
まとめ
- 小さなジャンルに特化した「このジャンルならここ!」となるような厳選された動画を集めたスマホで見やすいサイトを制作。
- 動画のリンク切れをしっかりチェックし、動画の差し替えや、おすすめ動画のリコメンドなどで直帰率を下げる対策を行う。
- 動画コメントからアーカイブページへキーワードでリンク、他サイトからも上げたいアーカイブサイトへキーワードでリンクなど、とにかく小さいジャンルから攻めることを意識する
こんな感じでしょうか。 キーワード攻略についても「このキーワードで上がってきてるな」というものを見つけたら、どんどん類似動画で記事を作っていき、内部リンクをつけています。 これからは、アダルトサイトとはいえ、非アダルトと同じような丁寧なサイト作りが重要になります。
昔のように、やみくもに動画を更新しているだけでは上がりません。「全然アクセス来ない!」という方は、動画の質やそもそも動画が無い問題、ジャンルの選定、スマホ対策、内部リンクを巡らせるためのサイト構造、サイトのコンセプトなど、記事を参考に色々見直してみてください!
動画を絞って、小さいカテゴリーから攻めていく、という意識に変わるだけでもだいぶ状況は変わるかと思います。
おまけ 動画紹介サイトで使うプログラムに関して
- リンク切れチェック
- 動画収集ツール
この辺りがあると、だいぶ運営が簡単になります。ただし動画収集ツールを使う際は、タイトル、コメント付け、カテゴリー&タグ設定は必ず行うようにしてください。
欲をいうとサムネイルもしっかりとこだわったもののほうがいいです。特にアンテナサイトとの連携のときに、サムネイルが魅力的なものほどクリック率が上がるので。
こうやって見ると、アダルトサイトとはいえ、手をかければかけるほど育っていくのは普通のサイトと変わりません。
これからアダルトを始める方は「アダルトは簡単に稼げるからやる」ではなく、「最強に抜けるサイトを作ってやろう!」くらいの気持ちで是非チャレンジしてみてください!