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DMCAで艦これ公式Twitterが凍結されたのでTwitter運用上のリスクを考えてみた

艦これ公式Twitterが凍結

人気ブラウザゲーム「艦隊これくしょん -艦これ-」の公式Twitterアカウントが突然凍結された件について22日、ゲームの運営は「アイコンの画像を自身が描いたものだという偽名等の第三者からTwitter社に連続の虚偽通告があり、同社よりDMCA著作権侵害ということで、同アカウントを本日運用できない状態になりました」と発表しました。

「艦これ」公式Twitter凍結 原因は「エセックス級」ではなく、第三者による「アイコン画像盗用」との虚偽通告 - ねとらぼ

2018年2月22日、艦これの公式Twitterアカウントが突然凍結されるという異常事態が起きました。

艦これ運営によると、この突然の凍結はTwitter社に故意の虚偽通告が連続したために、DMCA著作権侵害の疑いがあるということでアカウントが凍結されてしまったからだそう。

この凍結は艦これ側のTwitter社への報告により既に解除されたようですが、艦これのアカウントにいた140万のフォロワーは一気に0になってしまったそうです。

DMCAとは?

艦これのTwitterアカウントが凍結される理由にもなったDMCAとは、

DMCAとは、デジタルミレニアム著作権法(Digital Millennium Copyright Act)の略称であり、デジタルコンテンツに関する著作権として事実上の基準となっています。

「艦これ」公式Twitter凍結 原因は「エセックス級」ではなく、第三者による「アイコン画像盗用」との虚偽通告 - ねとらぼ

というもので、アメリカで2000年に生まれた連邦法です。日本でも2001年にプロバイダー責任制限法というものが制定されており、あまりDMCAの意味がわからないという人は、プロバイダー責任制限法を思い浮かべていただければある程度イメージはできるのではないでしょうか。

Twitterさんはアメリカに本社があるので、今回の艦これ公式Twitterを凍結すると判断した際の文言には、こちらのDMCAが使われたということです。

今回は本来は著作権侵害から守るために生まれたこの法律が悪用されてしまい、アカウントの攻撃に使われてしまったのです。

DMCAを悪用した犯人の手口は?

冒頭でも紹介したとおり、今回犯人が使用した手口は、Twitter社にかなり多くのアカウントで「艦これ公式にDMCA著作権侵害をされた」という嘘の通告を立て続けにするという方法。

日本進出当初と比べると著作権や誹謗中傷などにかなり厳しく取り締まるようになったTwitter社の方針を逆手に取るような犯行で、言わば一種のサイバーテロとも言えるのではないでしょうか。

Twitterでは1人のユーザーが大量のアカウントを作ることが可能であるため、この手口をすることは至極簡単なこと。

Twitter社としても面目丸つぶれとなってしまった今回の騒動ですが、ここから考えられるTwitter運用上のリスクはどんなものがあるでしょうか。

Twitter運用で考えられるリスク

ブログのライターやサイト運営者であれば、TwitterなどのSNSを運用することはもはや必須事項と言えるでしょう。

ましてや個人ブロガーからすれば、Twitterは読者やファンを獲得し、彼らと近い距離で触れ合うことができる数少ない場所。Twitterからの流入がアクセスの多くを占める場合も少なくは無いはずです。

大切な流入源であるTwitterで気をつけないといけない点はズバリ、フォロワーをはじめとするTwitterユーザーとの距離感といえるのではないでしょうか。

この点が一番上手いと思われるのはやはりSHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) | Twitter でしょう。中の人の存在感もありつつしっかり商品のPRもしつつ、トレンドにも乗る。それでいて敵をほとんど作らないでTwitter民との交流も盛んに行っています。

個人ブロガーでは、はあちゅうさんが代表格として炎上したもの勝ち状態が続いていますが、一度炎上キャラになってしまうと美味しいところもある反面、リスクも増します。

ましてや、サイトの公式Twitterを運用する場合では著作権関連にうるさい人達を逆なでするような行為はかなりのリスクをともなうもの。

自分の作った記事に対して反応するであろうファンや過激なTwitterユーザーの行動を想定しながらTwitter運用をすることが大切です。

さらに言うと、Twitterでいわゆる「釣りタイトル」を多用するのはSEO上にもかなり悪影響を及ぼす可能性があります。

滞在時間と直帰率、離脱率の全てが悪いコンテンツはGoogleから速攻で低評価を食らいます。

低評価の記事が積み重なると、サイトそのものの評価が下がり、全くSEOが効かなくなってしまうことも容易に考えられる。 しかもこれはTwitter上でもかなりアンチを生んでしまいます。

ヘイトが溜まっていったユーザーは今回のようにあなたのアカウントを凍結させようと躍起になってくるかもしれません。

つまり結局は、TwitterもSEOと同じでユーザー目線に立って考えることが大切というところに帰結するのではないでしょうか。

まとめ

今回はDMCAやTwitterでの凍結のリスクについて書いてみました。 凍結されれば恐らく艦これレベルの巨大アカウント出ない限り個別ですぐにTwitterが対応してくれるとは思えません。

僕が運用しているTwitterアカウントも既にアカウントロックに10回以上は遭っています。

Twitterは容赦なく突然凍結してくるようになっているので、みなさんも大切に育てたアカウントを凍結されないように気をつけましょう。